人間がこの世に生まれた目的は永遠の存在である自分自身の魂を成長させることなのだという事です。
以前書いたかとおもうのですが、人間も神も霊的には同じ魂の存在なんです。

ただその成長の度合いが違うだけです。
魂が心底求めてやまないのは、自分自身が成長し、神々のような光を放てる存在になること。

最終的にはすべての人々の魂が光の存在になるとはいえ、魂が現在どの長過程にいるかは、シビアな現実ですが、やはり個人差があるわけです。

その個人差が神々と人間の差といっても、よいと思います。
その意味でテレサさんがおっしゃっている魂の幸せを願うことは、魂の究極の目的と同じだと思うのです。

以上を踏まえたうえで、聞いて欲しいのですが、地球は大難を望んではいないんです。
すべての愛と調和を望んでいます。そしてそれは、これまで幾多の予言で言われ続けてきた洪水、地殻変動、噴火などの方法では実現しないんです。

たとえば、生き残りたいから、地震を抑えたいから魂を磨くというのであれば、本末転倒なんです。
どんな事態がこようとも、魂の本当の幸せを願うという揺るぎない思いがあれば、何も怖れることはありません。
「大難よ来い」というテレサさんの心意気はとても好きです。

ただ、すでに事態は、そうした受身でいてもよかった状況ではないということです。
いままで、わたしたち人間はある意味、私たちを取り巻く状況を見なくてすむように目隠しをされ、多くの目に見えない存在たちに守られていたわけです。こんなことまで、この場で書いてよいのかどうか・・・。


ご存知のように私たちを取り巻く状況は、核、原子力、中東戦争の危機、そして自然災害など書いていけばきりがありませんよね。
そのなかで、核戦争や原発などは人間の忍耐強い努力によって解決の方向にもってゆける可能性は大いにありますし、実際、地道にそうした活動をされている方もたくさんいらっしゃると思います。

問題は自然災害です。たとえば地震。
首都圏に地震が起これば地震による直接的な被害のみならず、経済的な被害は天文学的な数字になります。

そしてそれが経済恐慌や第三次世界大戦の引き金になりかねないというのは、よくご存知かと思います。
もしそうした大きな戦争が起これば、地上は荒れ果てるでしょう。
それは地球も宇宙も望んではいないのです。
だからこそ、神々(あるいは大宇宙の意志と言い換えてもよいかも知れませんが)はわたしたち人間に協力を求めているわけです。

というより、この星の住民であるわたしたちが自らの手でこの星を守るための努力をしてこそ、はじめて神々がサポートしてくれるといったほうがよいかもしれません。
そのための具体的な行動はさきに書いたとおり、多くの人々がそれぞれの立場で行動していますから、それについてはこの場であえて書きません。

ただ、そうした行動と同時進行で、思いによる鎮めの力をわたしたち個人個人が発揮していかなければならないところまで、状況が進んでいるということです。
そして、百年前の人間にはそれができなくても、今の時代の私たちには、それが出来るんです。
だからこそ、これまで私たちを守護していた目に見えない方たちは、私たちから目隠しをはずしはじめたわけです。
もう、幼子ではない、そろそろ自分たちの力でできる年齢になったのだから・・・と。

テレサさんの考え方は決してネガティブではないし、その心意気はとても共感します。
思いは現実を形作ります。行動をともなわない理想だけでは現実は動かない。
でも心・思いの部分に愛と調和を実現しようとする揺るぎない思いがなければ、やはり真の意味で現実は動かない・・・と思います。


さて、天脈と地脈、そして天と地のムーですが・・・。
これまで地球の表面の地殻というのは、ある意味でとても不完全なバランスの上になりたっていたんです。だから、そのひずみを修正しようとして定期的に地震が起こるわけです。その不完全さは本来の地球のものではありません。

地脈を整えるというのは、これを本来の安定した地球の姿に戻すスイッチが押されたということです。
そして天脈・・・これは地表を覆う風や雲、水の動きです。この天脈地脈のバランスを本来のものに戻す、最初の動きが始まったと理解してくれてよいと思います。この動きはこのさき、段階的に進むでしょう。

すでに、天界と地球ではこうした動きが始まっているので、前回のレスで地球に力を分けてくださいと書いたんです。この動きに人間が参加する必要があるからです。説明不足だったかもしれませんが・・・。

ムーに関してですが、すでに多くの天の(多次元世界)ムーの住民が地球をサポートするために降りてきています。
地のムーは・・・もうおわかりですね。

ムーやアトランティスなどの古代文明は、今のわたしたちの科学では及びもつかない、精神の力を最大限に利用した文明でした。
ただ精神による高度な文明は、同時に邪に傾く危険をつねにはらんでいるんです。
そして結果的に、古代の人間はそれを使いこなすことができなかった。

だから高次元の存在はムーの王も含めて、わたしたちの持つその力と叡智を封印したんです。
そして、そろそろそうした封印が解ける時期にさしかかっているのでしょう。

ひとつだけ気づいて欲しいのは、いま、私たちは、とてもとてもあたたかく愛に満ちた、無数の眼差しに見守られているということです。
2002年 9月19日
地球の大難回避       ( キョーコさん )


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