こうして公の場に出るのはずいぶんひさしぶりのことじゃな。
そなたらの悲しみも痛みも、わしらはずっと見ていたのじゃよ。
わしらはそなたらを導いてきたつもりじゃった。
だが、どこから道を間違えてしまったのか、
気がついた時にはなすすべがないところまできておった。
教えたことがいつのまにか一人歩きして、自由な心を失っていったことには、
わしらにも責任の一端があると思うておるよ。
そなたらには悪かったと思っている。
じゃが、信じて欲しいのじゃが、
そうした動きもまた大きな流れの中では必要だったのじゃよ。
そなたらが道に迷うこともわかっておった。
それでも、なおこのシステムを完成させなければならなかった。
そして、そなたらはそうした痛みを越えて、
本当の使命を果たしてくれると信じていたのじゃ。
だから心を鬼にもしたのじゃ。
そなたらのしたことは決して無駄な努力ではない。
そなたらの立てた多くの光の柱があったからこそ待ち望んでいたものが完成し、
さらに108の主柱を立てることが出来たのじゃ。
極秘にせよというものもおるがの。
だがもうそろそろ多くのものが知ってもよいころじゃ。
いや、知らねばならぬ時期に来ておるのじゃ。
なぜだと思うかね。
それは、これからが本当にすべての人間の力が必要になるからじゃ。
傍観者はひとりもいない。
すべての人間が生まれ持った使命を果たさねばならぬからじゃ。
いまさら言うまでもないが、アセンションはすでに開始しておる。
光がどんどん細かくなっているのがわかるじゃろ。
この中で、それぞれがそれぞれの役割を完全に果たしてゆく必要がある。
前も言ったかもしれないがな、団体は必要ないんじゃよ。
そう言うと、団体で動いていたものには辛かろう。
これまではそれが必要だったと考えればいいんじゃ。
じゃが、すでにそこで多くを学び、もうそろそろひとり立ちできるはずじゃよ。
個人が宇宙と地球と直接結びつく時代になったんじゃ。
特別な者だけではなく、ごくふつうに生きている人間がそうなってゆく。
そなたらの心が宇宙の愛と光で満たされたとき、完璧にアセンションが完了する。
忘れないで欲しいのじゃが、わしはいつだってそなたらを愛していたよ。
いまもその思いは変わらぬよ。
痛みを越えて、なお生きよ。過ちを越えてなお生きよ。
これはオリオンの神界の神々の言葉じゃ。
そして何度でも言う。無駄なものは何ひとつない。
このさきの道に迷うている者もいるじゃろうが、
そなたらひとりひとりが本当の光となることじゃ。
それが必ずできる。
ひとりでも多くの者がこのメッセージを読んで気づいてくれることを祈っておるよ。
送信者 クリエ
2002年9月25日 受信者 キョーコさん
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